今年の冬ドラマまとめ後編です。
２月９日時点での視聴率ランキング（民放ゴールデン枠に限る）６位～１０位を見ていきます。
前編はこちら↓
６位 逃亡医Ｆ （日テレ 土１０） ８.１％
【概要】恋人殺しの疑いをかけられた天才外科医が逃亡した先々でその神業的な医療技術をふるう。道具も設備もない絶望的な状況下でどう患者を治すのかも見どころ。
【感想】なんでも治しちゃうんだもんな、すげーっすよね、としか言いようがないです。あらすじもシンプルなんで短くまとまりました。「逃亡者」のパクリだろうという批判もありましたが、元ネタ見ていないんでわかりません。よく「あれは海外ドラマのパクリだ」って言う人いるけど、元ネタを見た人ってどれぐらいいるんだろうっていつも思います。あと見どころといえば、移籍騒ぎでしばらく消えていた森七菜が出ています。感想うすっｗ
７位 ムチャブリ！ （日テレ 水１０） ７.９％
【概要】出世欲などまったくない、なんとなく仕事の日々をこなしてきた30代イマドキＯＬが社長のムチャブリにより子会社の社長に抜擢、カリスマ社長の気まぐれとナマイキだけど優秀な部下の突き上げの板挟みになりながら奮闘する。
【感想】水10での高畑充希といえば『過保護のカホコ』『同期のサクラ』など、常に話題作。とくに『同期のサクラ』は好きだったので期待度高かったです。でもそのぶんマイナスな印象はデカい。とくにひねりもなくてフツーによくあるお仕事ものって感じ。そういうドラマって、昔の石原さとみみたいによっぽど女優さんが若くてキラキラしてないとしんどいんですよね。
８位 真犯人フラグ 真相編 （日テレ 日１０半）７.６％
【概要】前クールから続くミステリーの謎解き編。ある日突然、妻と子供２人が失踪。世間から〝真犯人フラグ〟を立てられて犯人扱いされた夫であり父親でもある主人公が家族を取り戻すために謎に挑む。
【感想】視聴率は中だるみしていたのが徐々にまた上がってきているみたいです。
しかし、新興宗教信者のアブナイ女(香里奈)とか、殺し屋的な汚れ仕事を請け負う怪人物(上島竜兵)とか、ちょっとイッちゃってる感じのストーカー(生駒里奈)とか、それ以外にも怪しい人が多すぎてわけがわかりません。人間関係が把握できなさ過ぎて推理の余地なんてないです。それでいて結局序盤からずっと主人公の味方だった芳根京子あたりが犯人になりそうな雲行きもあるし。
きっと観ているほとんどの人もちゃんと推理なんてしていないものと思われます。
考察サイトも『最愛』のほうが全然盛り上がっていたし。
９位 妻小学生になる （ＴＢＳ 金１０） ７.３％
【概要】10年前に妻が亡くなってから抜け殻のようになって毎日を過ごしてきた夫と娘の前に小学生の姿になった妻が帰って来た。家族再生の物語。
【感想】なんか、【概要】がどんどん雑になってる（笑）
いわゆる転生もの、入れ替わりものも多過ぎて食傷気味な今日この頃。この厳しい数字はそのあたりの評価ではないかと。まあ、この枠って『俺の家の話』みたいにそこそこ面白くても数字は良くなかったりするんですけど。金曜の夜ってみんな忙しいんですかね？
でも、個人的には今期では２番目に好きです。小学生の妻役の毎田暖乃ちゃんが素晴らしい。本当に中に大人が入っているように見えてきます。
１０位 ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○ （フジ 木１０）６.１％
【概要】お気楽なネットニュースを立て直すために経理部から異動してきた若き女性編集長(黒木華)。空気が読めず共感性もない彼女だが、そのＰⅤを伸ばすためには手段を選ばない真っすぐさはいつしか周囲を巻き込み、世間から意味がないと思われていたネットニュースの価値さえも変えていく。
【感想】すっかり「糞ドラマ枠」となりつつあるフジ木10ですが、この最下位は枠のせいだけではないと思います。とにかく薄いです。いちおう僕も中の人なので突っ込みどころは満載なんですけど「ドラマだから」で見過ごせるレベルではないです。たぶん設定の段階から駄目です。誰が考えたんだろう？
まあ、悪口は３千字ぐらい書けるんですが言霊で自分の運が悪くなりそうなので自粛します。
今期の民放ゴールデンのドラマをまとめました。
今期は不作ですね。ここでは民放ゴールデンというくくりで紹介しましたけど、今期はNHKとか深夜帯のほうが面白い作品が多いです。
そんな中でも僕的に順位をつけるとすれば、１位「ミステリという勿れ」２位「妻小学生になる」３位「ドクターホワイト」って感じでしょうか。
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