お土産を配り終えて僕の席の周りから人がひいていくと、入れ替わるようにナンがやってきました。
「メリー・クリスマス」
ホントはタイ人特有のRをすっ飛ばした発音で「メイー・キースマース」的に言っているのですがムードが台無しなのでフツーに訳してます。
そのまま何も言わずに僕の隣に座るナン。
「私のプレゼントは?」などと騒がないところが彼女のいいところです。
実は何にしようか迷ったあげくに買い忘れていたんですけど;;
彼女はたぶんわりといろいろ取りっぱぐれるタイプです。僕もちょいちょいチップ払っていませんし。
たぶん一番最初にペイバーしろと迫ってきたのは彼女のほうですが、やはり押しつけがましくなかったからOKしてしまったのだと思います。
この日僕はじゃんけんゲームなしにも関わらず、まあまあ酔っ払っていました。
1時ちょっと前ぐらいに店に入ったので、駆け付け3杯じゃないけどがっついて飲みすぎたみたいです。30分足らずでハイネケン5本めですもん。
いつもなら潰れていること必至のペースですが、幸いこの日はそうなる前に店が閉まってしまいました。おかげでナンを連れ帰ることに成功しました。
これまでホテルに3回連れ帰っていますが、うち2回は意識がなくあとの1回は1階ロビーで帰してしまっています。
前回は朝起きたらすっぽんぽんの彼女がベッドにいましたが、どうやらやることはやっていなかったみたいです。ゴムが新品のまま開封されることなく残っていましたから。まあつけずにしている可能性もありますけど。
そして3度目の正直ならぬ4度目にて、ようやく思いを遂げることができました。
数年前につきあったシャーデーは長身でスタイルも性格もダイナマイツでした。はちきれんばかりの若さ溢れる彼女とのそれはまるでスポーツのようで、それはそれで楽しかったのですが、ナンはまったく真逆のタイプでした。
ほっそりした体型ではありますが、腰からお尻にかけてのラインは美しい弧を描き、胸も体の薄さからするとかなりアンバランスなボリュームがありました。
柳腰、というのでしょうか。直線的な力のベクトルを受け止めて包み込むような、すればするほど絡みついてくるようなじっとりした湿度高めな感じ。
とても素晴らしい夜でした。
僕はぐったりしていつの間にか眠りに落ちてしまいました。
2~3時間も寝たでしょうか。目を覚ますとナンが隣で寝息を立てていました。
肩を抱くと彼女はぎゅっと身を縮めて僕のふところに体を預けてきます。
足を絡めてくると同時に僕の手を彼女の中心部へ誘います。
ぬるぬるしていました。
たまらずに寝起きの一発。
そしてまた二人とも泥のように眠りにつくのでした。
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