↑のゴーゴーバー画像は本文とはまったく関係ありません。
90年代の話を00年ごろに書いたものをリライトしています。当時の「大人のパーティ」に関するお話です。(注:)は現在の僕からのツッコミです。
僕と女のコとを引き合わせるやいなや、及川氏はそそくさと消えました。
グレーのコートの女性、名前はかなちゃんとでもしておきましょう。
推定年齢26歳てところか。ホントになんというか、ブスではないのですが女性的なアピールのない人です。人によってはそういう人をブスと言ってしまうのかも知れません。
「じゃあ……とりあえず行きます?」
かなちゃんと僕は、満足に会話を交わすまもなく店を出ます。
「ここにしません?」
かなちゃんが選んだのは、近くの微妙なホテル街の中の昭和40年代テイスト溢れるホテル(注:書いたのが平成の初めなのでこんな表現になっています)でした。まあ、とくに異論はありません。どうせラブホだし。
逆にそんなに気合が入ったラブホに入るというテンションでもないです。
部屋に入ると「先にシャワー浴びて」とかなちゃんに指示されて、黙々と脱ぎます。
何かこれって……フツーに風俗?
シャワーを交互に浴びた後、
「じゃあ、ここにあるものは自由に使っていいから」
かなちゃんは持参のトートの口を拡げて見せます。
カバンの中にあったのは、手錠、足かせ、ロープ、ローション、鞭等々。
バイブはなかった気がしますが絵面としてはかなりハードコアです。
15メートルほどひいてしまう僕。(注:「ドン引き」という言葉はまだないです)
いきなり、そんなマニアな道具をつきつけられても……(笑)
「SMお見合い」? たしか、案内メールにはそんなのもありましたが、頼んだ覚えは。
ホント困りますよねえ。縄なんてどう使っていいんだか。
とりあえず、手錠でかなちゃんを軽く縛めて、 コンビニのプリンのようなこぶりなおっぱいを責めます。
かなちゃんは赤のランジェリー姿。ガーターベルトつきで萌え。
「・・・んんっ、はあっ」 かなちゃん、なかなか感度いいです。
上から少ししつこめに体中を舌で責めます。
あそこにたどりついたころには、すでにシーツにけっこう恥ずかしいサイズの地図が。
「あ、イッちゃう、イッちゃうッ」足首をキュッと反らせるところがカワイイぞ(笑)
ひとしきり責めていると、ニューナンブもいい感じになってきています。
さあて、いよいよぶち込んじゃうぞ……と、いうところで。
かなちゃん、いきなり素にかえります。 「あ、本番は駄目なんだ」
どういうことですか(涙目)
「大人のお見合い」って最後までじゃないんですか?
しかし、かなちゃんが拒否る以上はいたしかたありません。
口で最後までしてもらいました(TT)。
テーブルにぶちまけた道具を、ふたたびトートにしまっているかなちゃんの背中に、
「それって、自前なの?」と聞いてみます。
「ううん、事務所にあるのを持って来るんだけど、かえすときは自分で洗わなきゃいけないんだよねえ。今日はほとんど使わなかったから、楽(はぁと)」
「・・・・。」
ただの出張SMでした。
もちろんそれ以降、「及川氏」から連絡はありません。
今回の場合、いちおう女のコは来てるんで完全に詐欺じゃないところが秀逸か。
でも、普通はひっかからないよなあ(笑)
まあ、「及川氏」のビジュアルの楽しさに、8万のうち2万ぐらいはあきらめがつくのですが。残り6万は? ネタ代です。(注:ネタとしても面白くないです)
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