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乱交ノ世界(67)カクコのはなし①


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ここ、この手の写真をめっちゃ上げてます。『Pin-Up』(facebookより)

 

 

↑のゴーゴーバー画像は本文とはまったく関係ありません。

00年代の「大人のパーティ」に関するお話です。

 

 

今やすっかり定着した〝パパ活〟という言葉は交際クラブ大手の『ユニバース倶楽部』が交際クラブのイメージアップを目的に作ったものです。

 

交際クラブは男性に女性を紹介する場所です。男性会員は入会金を払って入会すると女性会員の写真を見せてもらい、気に入った女性を選びます。

 

クラブは男性会員と女性のデートをセッティングすることで手数料を取り、そこから先は関知しません。

そこから先は男女の合意でただのデートやあんなことこんなことを自由に楽しむ、というのが一般的なシステムだと思います。

 

法律的にはデートクラブと呼ばれ、風俗営業とは一線を画していますが、自治体によっては営業に届け出が必要な場合があります。

 

一昔前は交際クラブといえば3行広告などで会員を募っていて、知らない人が見れば裏フーゾクかと思ってしまうようなジャンルでした。実際、僕が知っているごく狭い範囲では裏フーゾクに近かったです。

 

僕は00年代中頃に2回ほど交際クラブに登録してみたことがあります。

1軒は赤坂に雑居ビルに狭いながらもちゃんと事務所がありました。入会金と紹介料(たぶん合計数万円)を払って女性を紹介してもらい、後日待ち合わせてフツーにホテルへ行きました。

 

たぶん、最初から「デート=ホテル」って話だったんだと思います。

だから最近の交際クラブとは違って、やっていることは受付型のデリヘルみたいなものですよね。

それにしてはホテトルよりもかなり割高なので1回でやめてしまった記憶があります。

 

写真で選べるということだけが利点でしょうか。当時はパネマジも現在ほどひどくはなかったので。実際会ったのはそこそこキレイな人でした。

 

もう1軒はネットの掲示板で発見した交際クラブです。

なぜか「人妻専門」らしいです。僕は別に人妻にとくに興味があるわけではないのですが面白そうなのでメールで問い合わせてみました。

すると数時間後に詳細が書かれた返事がきました。

 

それによると、ここは事務所すらなく、最初から女性と待ち合わせて会ったときに女性に入会金込みの謝礼を渡すというシステムだそうです。

2回目以降は女性にのみ謝礼を渡すのだとのこと。女性を選ぶことは出来なさそうです……って、これは完全にデリヘルでは?

デリヘルだったら入会金を取るのははおかしい。

 

まあせっかくなので一度だけ試してみることにしました。

日時を指定するとなぜか新宿のワシントンホテルを指定されました。

 

ホテルも指定できないってデリヘルのほうがましやん。

当然チェンジもないだろうし。

こりゃあ変なのに引っかかっちゃったかなあ、と思いつつも当日は少しわくわくしながら新宿に向かう僕ですw

 

そして、これがカクコとの出会いでした。

 

長々と交際クラブのお話をしてきましたが、ここからが本題。

 

 

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