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ゴーゴーバーの経営人類学』をやさしくまなぶ (61)ゴゴ嬢を本気で惚れさすということ(前編)


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『Spanky's』けっこう古そうな写真(facebookより)

 

市野澤潤平氏著『ゴーゴーバーの経営人類学』(03年)の内容をときどき感想などもはさみつつ紹介しています。

本書に描かれているシチュエーションは20年前のものなので、金額などはそのあたり含みおきください

ゴゴ嬢の思考や行動も当時とはけっこう変わってきていると思います

 

 

ブログもようやく通常運行に戻ります。

 

多くの男性客はゴゴ嬢が自分に対して本気で惚れていると思いたいです。

「どうせカネのためだよな」なんて、頭の隅ではリアルを理解しつつも、トゥルーラヴこそはおっさんのロマン。

また、ゴゴ嬢とプライベートで仲良くなれるということは、自身が十分な性的な能力&魅力を備えているということへの自信になる、と市野澤先生も言っています。

 

さらにゴゴ嬢といたす際に、

①自分が主導権を握ること、

②相手に満足感を与えること、

それに加えて③短期間に多数の女性といたしてしまうことは、性的な自信の回復・強化に大きな役割を果たすんだそうです。

 

短期間に多数……出来ません(泣)

 

これは市野澤先生がゴーゴーを訪れる男性たちにヒアリングしたうえでの所感で、

「本来はビジネスとして接するはずのゴゴ嬢が自分に対してだけは本気(マジ)だった」

と語った人は、みなさん大いに自分のセクシュアリティに対しても自信マンマンだったらしい。

 

「この手の自信は自国のフーゾクではなかなか得ることができないだろう」と市野澤先生は推測しています。

そして、ゴーゴーバーにおいてはそれが比較的容易に得られると思っているからこそ、みんなゴーゴーバーに魅力を感じるのだと言うのです。

 

そして市野澤先生が指摘するのは、このような感覚が往々にして人種的、その他の偏見に支えられた優越感から来るものだということ。

そして、そのことを自覚している男性は少ないのだとも言っています。

 

男性たちはゴゴ嬢とはわりあい簡単に商売抜きの関係になれるだろうという希望的観測を持ってゴーゴーバーに通います。

それは自身の男らしさや性的魅力を再発見するチャンスを求めてのことなのだとか。

 

どうなんでしょうねえ。

そういう「生涯現役感」みたいな話は中高年限定でしょうね。

でも、僕の経験からすると、やっぱり40代以降よりも、30歳ぐらいだったときのほうがゴゴ嬢とも仲良くなれたし、モテた気がします。

だから、今は別にタイに行って自己肯定感みたいなやつが増すってことは別にないんですよね。

 

あ、最近仲がいいゴゴ嬢ってほぼいなかったw

 

次回はケーススタディです。

 

 

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