『G-Diary』の『ゴーゴーバー最強マップインバンコク』でパッポンの歴史を振り返るこのシリーズ、今回は11年~16年です。
しかし、ここで衝撃の事実が判明。他のゴーゴーバー地図を掲載しているサイトで閉店したことになっている店が、このGダイの地図上では営業していることになっていることが判明したのです。
『King's camelot』『King’s Castle3』『LUST BANGKOK』『Pussy Collection』『Night Bar』などはこの地図が掲載された16年の時点では閉店していたとのこと。
中には14年に閉店している店もあるようなので、だとすれば2年以上この地図は更新されていないことになります。休刊間際のあれやこれやでとっちらかっていたからでしょうか。
これまで本ブログにてナナプラザやソイカを取り上げたシリーズでも、14~16年の地図はフツーに使用していたので、もしかしたら事実と異なっていた点もあったかも知れません。
いちおうナナプラザ編をチェックしてみたところ14→15年の時点ではちゃんと更新されていました。15→16年は更新はされているのですが、やはり何だかとっちらかっています。ソイカ編は2~3年スパンで取り上げていたためよくわかりません。
さて、そんな信憑性の非常に薄いマップです。前回の物とレイアウトが上下逆になっている(これも何だか)ので比較しづらいですが、前回10年との違いを見てみます。
パッポン1の左側から見ていくと新規オープンが『SHOWGIRLS』『LUST BANGKOK』右側ではクイーンズキャッスル2のあとに『Night Bar』が出来ています。
パッポン2では閉店した『King's Castle3』の代わりに『King’s Corner2』ができています。あとブラックパゴダの下に『Gⅼamour Girl』tという店が出来ているはずなんですが、この地図には載っていませんね。
この時期のパッポンはお客さんの数もかなり減っていたようです。
キングス系にかつての勢いはなく『Pink Panther』『BADA‐BING!』などが人気店に。
時期によって浮き沈みは激しいもののゴゴ嬢のノリの良さではピカイチの『Electric Blue』や、理由はわかりませんがいつも変化球枠の『Bⅼack Pagoda』、『The Strip』などもよくコラムで取り上げられていました。
パッポン2のほうが注目されていた印象ですね。
また、コヨーテの流行の波は12年ごろからパッポンにも押し寄せました。
上気に挙げた人気店はいずれもコヨーテ嬢を導入しており、パッポンのコヨーテ嬢はペイバー可のコも多かったようで、コヨーテと安く遊べるとの評判もあったとか。
しかし、一方でパッポン2にオープンした本格的なコヨーテクラブはソッコーで潰れていたりします。観光客にはウケないんでしょうね。
12年前後にコラムを担当していたTKBN氏は、逆に客が少なくドリンクやペイバー代の安いパッポンこそが現在は穴場で、そのあたりがパッポン復活のカギとなるのではないかとたびたび書いていました。
年末年始とは言えこのパッポンにはお客さんがあまり多くもなく快適に過ごせた。 『キングス』系そして『ピ ンクパンサー』、『バダビン』などではそれなりの子が数人見られるのでマッタリ飲んで楽しく過ごすには良い。
この1年パッポンも定期的に観察してきたが、年の瀬 も迫った今ふり返ってみれば、その人気が他地域に比べて衰えて久しい。パッポンにあえて何を求めるべきか?
その答えを出すのであればその女の子の気質であろう。 確かにベテランの子もこのパッポンにも勿論いるが 「働きだしてまだ1~2ヶ月位の子をこのパッポンで 見つけられれば、ナナプラザやソイカウボーイの子とは また違った新鮮味を覚えることは間違いない。
(中略)
確かに見た目が良い子は少ない派手さもイマイチ。お客さんも少ない。 でも古き良きロマンが転がっている・そんな良さを味わうにはこのパッポンが 一番であると言える。
ナナプラザやソイカウボーイに疲れてしまったら是非 このパッポンを覗いてみて欲しい。 探せばきっとそんな 疲れを癒してくれる子が存在するはずだ。そしてそれこそがバッボンがナナプラザやソイカウボーイに対抗できる唯一の武器だろう。
(12年3月号)
「女のコの気質が良いのがパッポン」というのは昔を知っている人には意外すぎるのではないでしょうか。われわれの知っているパッポンとは真逆です。
さらにTKBN氏は「パーッと遊ぶならナナやソイカ、恋人を探すならパッポン」とも書いております。
僕もかなり長いこと足を運んでいないパッポンですが、次回の訪タイ時にはぜひ訪れてみたい場所のひとつです。タニヤにも行ってみたいし。
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