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『 ゴーゴーバーの経営人類学』をやさしくまなぶ ㊳自分の身のほどを知ったゴゴ嬢はどういう行動をとるか(前編)


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『Butterfries』(HPより)

 

市野澤潤平氏著『ゴーゴーバーの経営人類学』の内容をときどき感想などもはさみつつ紹介しています。

 

 

前回はゴーゴーバーはゴゴ嬢たちにとって弱肉強食の闘技場で、強い者=美しい者、可愛い者、いいカラダした者のみが勝利するというお話でした。

 

日々の〝闘い〟を通じてゴゴ嬢たちは、自分の容姿がどれぐらいイケてるか、どれくらいお金になるのかを、経験として思い知ります。

そして、生き残るために自分の容姿、キャラクターに合った営業戦略をとるようになるのです。

 

たとえば、若さ、顔、スタイルにおいて優れているゴゴ嬢はよっぽど頭と性格が悪くなければ男は勝手に惹きつけられます。

そのような女性は自分の容姿がもたらすアドバンテージが効果的である営業をするようになります。

 

また、自分が容姿で劣っていると自覚しているゴゴ嬢は、どこかでその分を穴埋めする戦略を志向するようになるのです。

そこでは客あしらいが上手いかどうかが大事なファクターになります。

 

容姿の良いゴゴ嬢でも、あまりに愛想が悪かったら、たいして稼ぐことはできません。どのようにお客に接するかでそのイケてる顔やスタイルをより活かせるかどうかが決まってくるのです。

 

「容姿」「客あしらい」の2つの要素をものさしとして、ゴゴ嬢が自分をどう思っているかによって、男性客に対してどのような営業をするかを図式化したのが下の図です。

 

以前、客が気前がいいかケチか、そして短期滞在か在住かという2つの属性によってゴゴ嬢がどのような営業戦略をとるかを図式化しました。

 

↓前回小難しい図が出た回はこちら

www.sergeant-gogo.com

 

今回の図では客の属性に関わりなくゴゴ嬢がやりがちな傾向をあらわしています。

もちろん、これは理論上のモデルであり、実際にゴゴ嬢がとる行動には感情やその他雑多な要素が絡んできてより複雑になります。

 

さて、久しぶりに小難しそうな図が出てきましたw

 

                  本書より

 

この図でいくと、

 

①「私、ブサイクだしスタイル悪いし、お客さんとも上手く話せな~い」という女

➡「店内営業」戦略

 

②「私、顔もカラダもめっちゃイケてるけど、客と話すのウザい金だけ欲しい」

➡「高回転戦略」

 

③「私はどーせブスだしデブだけど、お客さんと話すの好きだし仲良くなるの得意」

➡「選択と集中」戦略

 

④「私は顔にもスタイルにも自信あるし、お客も思い通りに転がせるし無敵」

➡「自在」戦略

 

という感じになります。

それぞれの営業戦略の具体的な内容に関しては、次回へ。

 

 

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