市野澤潤平氏著『ゴーゴーバーの経営人類学』の内容をときどき感想などもはさみつつ紹介しています。
市野澤先生がフィールドワークをした2000年のナナプラザの続き、今回は2階と3階編です。
2階
2階です。
R3はまだありません。『Titty Twister』が変な場所にありますね。
何かほとんど知らないバーばっかりです。『G-Spot』と『Fantasia』ぐらいは入ったことがある気がします。
当時、2階の店の多くは独立経営の中小店でしたが、現在ではほとんど大手の店に衣替えしています。『Csanova』『DC-10』『Sexy Night』の3軒はずっとあったんですけど、コロナで『Casanova』はなくなりました。
LB店としてはこの頃は1階の『Obsession』よりも『Casanova』のほうが存在感があったように思うんですけどどうでしょうか?
『G-Spot』から『Titty Twister』方向へ歩くと絶対に捕まってしまう恐怖ゾーンだったと記憶しております。
この当時は「G-Spot」が飛びぬけて規模の大きな店でした。悲しいかな女のコの数とクオリティはそうでもありませんでしたが。
後にR4になる場所(現在はR5)はまだビリヤード場です。
従業員数(ゴゴ嬢、呼び込み、ウェイトレス)はこんな感じだったようです。
1階だと40人未満のハコが『Red Lips』の28人だったのを比べると、やっぱり小規模店ばかりだったことがわかります。
呼び込みとウェイトレスも込みですので、20人切るとかなり寂しい感じなのかな。
でも、これ在籍数ではなくてその場にいた人数を数えたものだとすれば、そこそこステージにも人がいたように思えるんですけどね。
3階
『G-Spot』は大きいわりに女のコが少なくてスカスカした店でしたが、スカスカ感といえば3階の店のほうがスゴイかも知れません。
なんか3階って、僕の中でのナナプラザに入っていなくて、ナナプラザへ来ても一度も足を踏み入ることがないことも多々ありますw
でも、現在『GEISHA』になっているスペース以外はゴーゴーになっているんですね。
この表を見る限りではけっこう人がいるように思えます。
こんなにいたのかな~。あ、でも『Hollywood Strip』と『Bivery Hills』は一緒にカウントしちゃっているので、やっぱりスカスカだったんでしょうね。
↓ちなみに『G-Diary』掲載のこの時期のナナプラザの様子はこちらです。
↓最近のナナプラザ2~3階の様子はこちら
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