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ゴーゴー文庫(ブックレビュー)

『ラブ・ジャンキー 日本発タイ行性の直行便』に見る90年代の諸事情(2)

これではないです。 昨日の続きです。 前回の記事はこちら↓ www.sergeant-gogo.com 〝買われる側の論理〟文字通り性の〝売り手〟である人々へのインタビューはまだ続き ます。 「だまされて、だまして無一文」 パッポンの夜市が好きな筆者が、客引きに誘われ…

『ラブ・ジャンキー 日本発タイ行性の直行便』に見る90年代の諸事情(1)

本日から3回に分けて家田荘子『ラブ・ジャンキー 日本発タイ行性の直行便』レビューをお送りします。スゴイサブタイトルですよね。 家田荘子さんと言えば、最近では高野山のお坊さんのイメージですが、 代表作はもちろん『極道の妻たち』や『イエローキャブ…

『タイ買春読本』研究(その13)抗議の一部始終(3)

謎の『第3版』。表紙英文ロゴの違いに注目 第3回目の団体との話し合いで、抗議団体側とも協力のもとに全面改訂版を作成してはどうか、という案が出され、その線で建設的な話合いが行われたそうです。 しかし、後日になって団体側からは「やはり絶版という…

『タイ買春読本』研究(その12)抗議の一部始終(2)

改訂版では写真は修整されています 『タイ買春読本』の発売後、市民団体からの抗議は予想外で、筆者らは大いにショックを受けたようです。 中でも「タイに行ったら逮捕される」「日本の警察からも事情聴取」「5万円で殺しを請け負う人もいる」等々の脅しは…

『タイ買春読本』研究(その11)抗議の一部始終(1)

初版(左)と全面改訂版。デザインの違いに注目 『タイ買春読本』研究の最終章は「『タイ買春読本』抗議の一部始終」です。 実は本稿を書くにあたり、僕は本書を3冊入手しました。 94年に出版された初版、95年に増刷されたときの改訂版、また、さらにその後増…

『タイ買春読本』研究(その10)チェンマイのナイトライフ

『タイ買春読本』より 本日のテーマは『チェンマイのナイトライフ』です。 この章は本書『タイ買春読本』でも謎な部分です。 「特別編」と銘打ってチェンマイを紹介しているのですが、なぜチェンマイなのか? この章がなければ、本書は〝バンコクに関する風…

『タイ買春読本』研究(その9)チャイナタウン(ヤワラー)編

『wikipedia』より 『タイ買春読本』研究。日ごとにテーマの闇が深くなってきております。 本日のテーマは「ヤワラー」。いわゆるチャイナタウンと言われているエリアです。 バンコク中央駅であるファランポーンから西にかけての場所でバンコクの中でも古い…

『タイ買春読本』研究(その8)ノーハンド・レストラン編

『タイ買春読本』より 『タイ買春読本』研究です。どんどんマイナーなテーマになってきておりますw 本日とりあげる章は『ノーハンドレストラン』。 どんなところかご存じでしょうか。耳慣れないという方がほとんどだと思います。 『ノーハンドで楽しませる…

『タイ買春読本』研究(その7)コーヒーショップ編

『SIAM HOTEL』コーヒーショップ。『タイ買春読本』より 本日のテーマは『コーヒーショップ』です。 どんどんマニアックな方向へ話が進んでおります。 しかもコーヒーショップといえば、やはり『テーメー』ですが、 なんと!本書では『テーメー』のテの字も…

『タイ買春読本』研究(その6)MP編

〝プラザ〟の広告('16年) 『タイ買春読本』研究、本日紹介するのは「マッサージパーラー編」です。 MPといえばかつてはタイを代表するフーゾクでした。 昔はみなさんゴーゴーに行っていないときは大概MPに行っていたもんです。 しかし最近、MPの陰が薄くな…

『タイ買春読本』研究(その5)タニヤ編

『タイ買春読本』研究。3回にわたって〝ゴーゴー・バー編〟を紹介してきましたが、本日から第二章です。 『タニヤ(ソイジープン)編』。〝ソイ・ジープン〟ってのもあまり耳慣れない呼称ですが、昔はわりとそういう言い方を聞いたような気もします。 うっ…

『タイ買春読本』研究(その4)ナナプラザ編

『タイ買春読本』研究、ゴーゴーバー編の最後はみんな大好きナナプラザです。 全部で60ページほどあるゴーゴーバーパートの中で、ナナプラザに関する記述は10ページほどに過ぎません。 まあ、この本で主に語られているのは、ゴーゴーバーでの遊び方に関する…

『タイ買春読本』研究(その3)ソイカ編

『タイ買春読本』研究。本日はゴーゴーバーの章、2回目です。 テーマは「ソイ・カウボーイ」 タイトルおよび書き出しは次のようになっています。 「初めてのハイレグに恥じらいながら 踊り子の登竜門ソイ・カウボーイ その昔、ベトナム戦争に従軍していたア…

『タイ買春読本』研究(その2)パッポン編

『タイ買春読本』より ‘ 94年に発行された『タイ買春読本』。 「まえがき」で自らが語っているとおり、〝タイの夜の顔〟を真正面からルポした本は初めて見た気がします。 当時の状況をそれほど記憶しているわけではないのですが、ネットもまだ草創期です。 …

『タイ買春読本』研究(その1)

GW休みなんですけど、どこにも出かけられません。 DVDレビューばかりなのもアレなんで。 夏休みと言えば自由研究。夏休みじゃないけど。 でも、まあそんなわけで自由研究します。 テーマは『タイ買春読本』。 ‘94年にデータハウスから出版された〝タイ…

『バンコクドリーム「Gダイアリー」編集部青春記』レビュー

バンコクドリーム 「Gダイアリー」編集部青春記 かつてはタイに行くとまず、日系書店に行って『バンコク週報』と『G-Diary』を買うというルーティンがありました。わざわざ書店に行かなくても、そのへんのコンビニで手に入ることもありました。 とくに何が読…